お笑い芸人のバカリズムが、6日放送の「証言者バラエティ アンタウォッチマン!」(テレビ朝日系)に出演し、ネタ作りの苦悩を語った。

 ネタ作りについて問われたバカリズムは「パソコンの前で『今日はネタを考える時間だ』って。普段は極力お笑いのことは考えたくない」と話した。しかし「何にもないところからずっとボーっとして。(アイデアが)全く出てこない日は自己嫌悪になる。なんて俺は才能のないクズなんだ」と落ち込むという。

 アイデアが出てこない時は「終わった。あっ、もう枯れた。もうここだ! ここで終わった。今までなんとなく、だましだましやってきたけど、やっとここで底が見えた。ここが俺の底だ」と絶望が感じながら家にトボトボと帰ると明かした。

 帰宅しても「奥さんがご飯作ってくれたとしても『俺はご飯を作ってもらえるような男じゃない。俺なんか食べる資格ないんだ』って思うぐらい。明るくはしていても、もう心の中で『あーもうだめだ。もう仕事もなくなるし、レギュラーもどんどん終わっていくだろう』って。出てこなかった日は落ち込む」と苦悩を明かした。

 そんなバカリズムが師匠と慕うのがマルチクリエイターのいとうせいこう。いとうはバカリズムの才能をいち早く見出し、自身の関連する番組やイベントに出演させた。

 いとうが驚いたのは、バカリズムの大喜利の考え方だという。「どういう風に大喜利してるの?」と質問するとバカリズムは「捨てるということを早くする」と回答。いとうは「発想は経験があるからある程度のものが浮かぶ。編集ですね。その能力がものすごい高いというか早くできるように大喜利を鍛えている中からやってきた、と。IPPONグランプリとかでもいっぱい書いて選んでいるでしょ? 僕は編集者でもあるから(バカリズムの)編集能力が好きなのかも。『当たり!その編集当たり!って思う』」と分析していた。