◇末永和也(24)佐賀支部124期
ボートレース芦屋のSG「第50回ボートレースオールスター」が23日に開幕する。ボートレース大好きなファンに選ばれたトップレーサーが集結し、白熱した戦いを繰り広げる。もちろん出場選手もボートレースを愛し、その道を追求しようと汗を流している。ビッグレース恒例のカウントダウンコラム「ボートレース大好き」では、そんな選手の思いに迫る。第1回は2022年最優秀新人で大会初出場の末永和也の登場だ。
初のオールスター選出に「すごくうれしいけどびっくりもした」と驚きを隠せない。昨年は9月の多摩川ヤングダービーでGⅠ初出場初優出(6着)。さらに実力者ぞろいの10月の若松3Daysボートレースバトルトーナメントで、鮮烈なデビュー初優勝。初A1級として迎えた今年も、2月の若松・九州地区選でGⅠ初優勝と躍進が続く。
この快進撃のきっかけとなるシリーズがある。昨年9月・津ルーキーシリーズ。準優1号艇ながら2着で優出。「その時はすごく緊張していたので…。でも(同世代の)ルーキーシリーズで緊張していたら、この先もダメなんじゃないかと思った。だから気楽に行こうと考えだしてからうまくいき始めた。もちろん、勝つためにいろいろ準備はするんだけど、レースでは気楽に」と、ここからデビュー初Vを含む7節連続優出と一気に本格化した。
初のSGとなった今年3月平和島クラシック。「SG出場は小さなころからの夢だった」という舞台。「みんなすごい人たち。道中も1度も気が抜けない。ターンとかもすごくて最初は『あぁ…』と思った。でも、レースしているなという感じで楽しかった」。4日目には初勝利。「道中の走りが自分の持ち味。その部分はSGでも戦えていたので、そこは自信になった」と収穫を挙げる。
当然、課題も見つかった。「Sですね。まだヘタクソなので、あまり質のいいSが行けなかった。特訓から集中して行っているけど、本番では放ったり。練習してS(の姿勢)を変えないといけない。自分でもこんなにすぐにSGに行ってもいいのかという思いもあった。ここまで勢いで来た感じなので…。しっかり地力をつけていきたい」と冷静に足元を見つめ直している。
ただ、好リズムはしっかりとキープしている2023年後期は勝率7・38と7点オーバー。4月桐生→徳山→からつ→5月浜名湖と優出を続け、好調モードでオールスターを迎える。
「目標は準優。以前に準優に乗れればSGカッパを着ると言ったので…。記念に出るような人たちにも認められたいし、お客さんに面白いと思ってもらえるレースをしたい。持ち味の道中の走りを見てもらいたいですね」。表情は気合に満ちている。












