タレントの小島瑠璃子(29)が、今年3月に株式会社「Habitat」を経営する2歳年下の北村功太氏と入籍していたことが15日、明らかになった。昨年8月に中国留学を発表しながら、コロナ禍や政治状況などで頓挫間際だったが、ビジネス面で本格的な中国進出へ〝夫婦タッグ〟も実現しそうなムード。元カレで、人気漫画「キングダム」作者・原泰久氏よりも心強いパートナーとなりそうだ。

 この日、「文春オンライン」が、小島が共通の知人を介して出会った北村氏と今年3月に極秘入籍していたと報じた。

 北村氏は現在、サウナ事業などを手掛ける株式会社「Habitat」の代表取締役。記事の中で、北村氏は「今年3月に入籍をさせていただきました」と認めている。

 小島は高校1年生だった15歳の時に、2009年の「ホリプロタレントスカウトキャラバン」グランプリを獲得し、芸能界デビュー。〝バラエティークイーン〟として名をはせたが、昨年8月に中国へ留学することを発表。今年2月末をめどに中国の大学に進学する予定だったが、新型コロナの影響や政治情勢などを理由に9月以降に延期になっていた。

 小島の所属事務所「ホリプロ」に、結婚の事実や経緯などについて問い合わせると、所属事務所は「2月末日で退社しており、プライバシーに関することはお話しできません」と回答。事務所の公式サイトには15日午後8時現在もプロフィルが掲載されているが「退社していることは間違いありません」とコメント。取材によれば、2月末に留学予定だったために、円満退社していた。

 小島といえば、15年にはテレビの出演本数女性タレント部門1位を獲得。「こじるり無双」と呼ばれるほど売れっ子となったが、20年に「週刊ポスト」に、大人気漫画「キングダム」の作者・原泰久氏との交際をスクープされた。しかし、その後に「週刊文春」で小島の〝略奪愛〟が報じられると、イメージが失墜。ほかにも不用意な言動で炎上するようにもなり、テレビ出演が激減していた。

 21年7月放送のバラエティー番組「グータンヌーボ2」では、原氏との破局を報告。その際も「めっちゃ結婚願望あるんですよね」と明かし、前向きな婚活宣言まで飛び出していた。

「小島さんはGDPで日本をしのぐ中国での活動を見据え、すでに中国語も堪能です。北村さんは中国のビジネス人脈が豊富で、留学の相談から具体的なバックアックもしていた。留学が頓挫し、絶望感にさいなまれた小島さんを支えていた。結婚も事務所退所を待ってのことで、来月にも一緒に中国に渡る予定とか。将来的に〝二人三脚〟で、中国市場に進出することになるのでは」(知人)

 北村氏が17年8月から20年6月まで共同創業者を務めていたインターネット広告のバベル社は中国マーケットを狙った会社。北村氏自身も中国で動画広告を請け負い、中国のクライアント事情にも精通している。日中の架け橋となるような存在を夢の一つに掲げる小島にとっては、心強いパートナーだ。

「2年ほど交際した原さんも中国史など歴史好きで知られていますが、北村さんのように一緒に中国に渡って仕事をすることは難しい。新婚生活は中国で、という計画もあるようですから、小島さんにとってはベストパートナーでしょうね」(芸能関係者)

 そんな小島は19日に東京・角川シネマ有楽町で開催される映画祭「竹内亮のドキュメンタリーウィーク」に参加し、自身がナレーションを務めた映画「再会長江」の舞台あいさつに登壇する。どんな幸せ発言が飛び出すか注目だ。