中国で5日に始まった人気オーディション番組で、日本から唯一出場した女性歌手が断トツの得票を集め、好スタートを切った。
この番組は、湖南省のネットテレビ局「マンゴーtv」の「乗風2023」。アラサーを過ぎ、すでに知名度のある女性芸能人が歌で競い合い、視聴者投票の上位7人が期間限定ガールズグループ「X―SISTER」として再デビューできるというサバイバル番組だ。
2000年に始まり、シーズン4の今年は28歳から51歳までの33人が出場。中国、香港、台湾以外からの出場者もいて、韓国からは現役のアイドルや女優も挑んでいる。バトルは7月まで12回にわたり毎週、中国全土やユーチューブなどで配信される。
中華圏でもともと知られたライバルたちを押さえ、今月7日の投票でダントツ1位だったのが日本人歌手のMARiA(メイリア=31)だ。11日夕現在、ネット得票数は4000万票超。2位で920万票超の地元芸能人・謝娜(42)を大きく引き離している。
メイリアは男女ユニット「GARNiDELiA」として活動中。昨秋にはゲーム主題歌で小室哲哉と異色タッグを組んだ。ボーカルユニットメンバーとして活動を始めたのは05年と芸歴は長い。
茨城県土浦市出身で、小学生時代は地元の芸能育成スクール「つくばアクターズスタジオ」に通った。そこで歌やダンス、芝居をともに学んだのが、同郷の故・三浦春馬さん(享年30)。20年に三浦さんが急逝した時、メイリアは三浦さんを「戦友」といい、追悼SNSで「あなたの場所まで届くように私はあなたの分までステージに立ち歌い続ける」と約束した。
メイリアを「最強のダークホース」とする地元メディアもあり、中国版ツイッター「微博」のフォロワーも290万人超と急上昇中だ。












