【茜さやのほっこり温泉】「フリー素材の女王」としても有名なグラドルで、2000湯あまりの温泉に入ってきた茜さやがオススメの名湯を紹介する連載。今回はGW後半にオススメなのはもちろん、この連休に行けなかったとしても、夏にかけて要チェックな2つの野湯をピックアップします。

私がご案内します
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 楽しみな大型連休! 私もお仕事の合間にふらっと温泉に…。「いやいやゴールデンウイークなんて、温泉宿はどこも予約でいっぱいでしょ?」。そう突っ込まれた皆さん! 温泉は温泉宿だけにあらず!!!(迷言出ました、よし笑)。今回は、思い付きでも弾丸で行ける「野湯」をご紹介します!!

 まず、野湯というのは、誰でも入れる天然の温泉のことで、もちろん予約いらず! そしてエンターテインメントにあふれた夢と魔法の…そう! 私にとってはテーマパークのような場所なのです。

 では、早速いってみましょう。1つ目は秋田・乳頭温泉郷の「先達川の湯」! ここは人生で初めて野湯というものをガッツリと堪能した思い出深い場所で、野湯初心者の方にもオススメです。“たどり着くまではプチ冒険”というちょっとした苦労がもれなく付いてきますが、まるで自分が探検家になって温泉という宝物を探しに行く気分。そう、温泉宿では味わえないワクワク感があなたを待っています!

 点々とある道しるべを頼りに、深いやぶを抜け、ロープを手ぐり寄せて坂を下ったその先に探していたものが現れました。

 太陽に照らされて湯面がキラキラと輝く天然の宝物は、なんとお肌にうれしい濃厚な泥湯。到着するまでの道のりで疲れた体を芯から温めて癒やしてくれます。

「底なし沼!?」と思うほどの温泉ですが、濃厚で肌なじみが良く、温度もちょうどいい。そして周りの景色も最高なので長湯にも最適です♪ 上がった後はお肌がもっちもち!!

 思い出すだけで感動再び。本当にもう一度行きたいな~。そしてその時はプチ冒険な道を優しくエスコートしてくれる素敵な方と行きたいな…(遠い目)。

 2つ目は鹿児島・霧島温泉郷にある「丸尾温泉 川の湯」です!

 こちらは“Theエンターテインメント”な野性にかえれる野湯。うっそうと生い茂った森の中にその宝物はあります。

 一見入るのを少しためらうくらいの森の中の小さな温泉ですが、「これこそ野湯!」と言わんばかりの野性味に私の心もワクワクが止まらなかったのを覚えています。

 森の中にあるため、心地よい木漏れ日と木々の合間から見える青空が素敵で、湯面に浮かぶ小枝や落ち葉も風情がありました。しかも、なんとこちらもお肌にうれしい泥湯で、「先達川の湯」の濃厚泥湯とは違い、肌に吸い付いてくる柔らかさがあるのが特徴。入っているだけで私が森と一体化したようなゆるりとした時間を過ごせました♪

 あ、こちらに関しては気を付けなきゃいけないことも! まず1つは温度。川の上流は湯温が高いので、熱いのが苦手な方は下流がオススメです。もう1つは履き物。私はここにたどり着くまでにサンダルを履いて行ったんですが、温泉の中の泥に足を取られてしまうので、かかとがあるものがよいかと思います(苦笑)。

「野湯かぁ~…何かと大変そうだな」と思った方もいると思います。もちろん、お出かけ前の情報収集や道中の危険に対する対策も忘れてはいけませんが、苦労した先に待っている秘湯や景色は格別ですしそこでしか味わえない体験がありますよ♪ 

 今年のGWは少し刺激的な温泉旅はいかがでしょうか。

 あなたが素敵な温泉とつながれますように。

【乳頭温泉郷 先達川の湯】秋田県仙北市田沢湖生保内黒湯沢。入浴料=無料。交通=車は東北自動車道・盛岡ICから約90分。電車はJR田沢湖駅からバスで約50分。黒湯温泉近くの登山道入り口から徒歩約10分。

【霧島温泉郷 丸尾温泉 川の湯】鹿児島県霧島市牧園町高千穂。入浴料=無料。車は九州自動車道・溝辺鹿児島空港ICから国道223号を経由して約30分。電車の場合は、JR霧島神宮駅からタクシー利用で約15分。硫黄谷温泉・霧島ホテル入り口から200メートルほど下の休憩の駐車エリアから遊歩道に入って1~2分。