AKB48のチーム8が30日、神奈川・ぴあアリーナMMで、解散休止前コンサートを開催。この日をもって、結成から9年間の歴史にいったん幕を閉じ、活動を休止した。
2014年4月、全国47都道府県の代表メンバーで結成されたチーム8。AKB48の「会いに行けるアイドル」ではなく、「会いに行くアイドル」というコンセプトを掲げ、全国各地でライブやイベントなどを行ってきた。この日は昼夜2公演で、チーム8の代表曲「47の素敵な街へ」などを披露。夜公演アンコールでは、東京代表の小栗有以(21)が活動休止への思いを涙ながらに伝えた。
前日29日にはAKB48自体も、8月にチームA、チームK、チームB、チーム4の「チーム制」を休止することを発表。今後は正規メンバーと研究生の新体制で活動をしていくことになった。
小栗は「チーム8が休止になって、AKB48自体のチームもバラバラになってしまうけど、AKB48のみんながまた気持ちを一つにするきっかけになる。心は一つに48グループをみんなで盛り上げようという気持ちで、一人ひとりが前に向かって突き進んでいけたら」と語った。
AKB関係者も「チーム制では、メンバーが所属するそれぞれのチームのことも考えねばならなかった。休止することでみんながAKB48というグループのことに集中することができ、結束して頑張ろうという機運が生まれる」と強調する。
2005年12月に誕生したAKB48。草創期からあったチーム制では、チームAはかつて1期生の前田敦子が所属し「エース」やエース候補が集まる集団として存在。チームKは2期生の大島優子らが「体育会系」と呼ばれる熱いパフォーマンスを作り上げた。チームBは渡辺麻友ら“王道アイドル”が所属していた。
「前田、大島、渡辺ら人気メンバーが続々と誕生したころはチームの特色もあったが、今は知名度のあるメンバーも減り、チームごとの個性も見えづらくなっている。AKB48自体がかつての輝きを取り戻すために、チームよりもグループとして一つになることが必要という判断でしょうね」(音楽関係者)
AKB48の最新シングル「どうしても君が好きだ」では、センターの本田仁美(21)を筆頭に、選抜メンバー16人のうち6人がチーム8出身で、すでにグループに欠かせない戦力になっている。
小栗が言うように、活動休止はマイナスな面ばかりではなさそうだ。












