元フジテレビで現在はフリーの笠井信輔アナが13日、長文のブログを更新し、同日朝、日本中を騒がせた全国瞬時警報システム(Jアラート)について言及した。

 政府は同日朝、北朝鮮から発射されたミサイルが午前8時ごろに北海道付近に落下するとして避難を呼びかけ、Jアラートで速報。これを受けてNHK、民放ともテレビはミサイル警報一色となった。

 その後、ミサイルが落下する可能性がなくなったことが確認されたとして、政府は情報を訂正した。これを受けテレビでは「北海道周辺への落下可能性なし」と報じる一方、Jアラートの画面が「ただちに避難して下さい」と映し出されるなど、同じ番組で正反対の情報が流れる事態となった。

 これに対し、笠井アナは「北朝鮮のミサイル緊急速報に違和感」とのタイトルでブログを更新。情報が混乱する要因として「2つの情報ルートから違う情報が流れているのです」と記した。

 笠井アナによると「武力攻撃に際して官邸からの情報発信は2つのルートがあります それが【Jアラート】と【Mnet】です」。続けてこの2つについて「【Jアラート】は、衛星回線を使って官邸から自治体の防災無線に情報を流すシステム 一方、【Mnet】は、官邸から各自治体に、メールのような文字情報で危機を伝えるシステムと私は理解しています」と説明した。

 情報ルートが2つあることについて笠井アナは「セーフティーネットの意味合いで、緊急速報にいくつものルートがあるのは良いかもしれません」としつつ、一方で「どちらかに従ったことで、命が左右されるとしたら大変な問題になってしまう」と警鐘を鳴らした。