小田原競輪GⅢ「開設74周年記念 北条早雲杯争奪戦」が13日、開幕する。初日の特選12Rは深谷知広(33=静岡)と地元勢の郡司浩平(32=神奈川)、松井宏佑(30=神奈川)、松谷秀幸(40=神奈川)という南関4車の並びに注目が集まった。

 風雲――。何と深谷が最初に口にしたのは「4番手」という言葉だった。

「今年のテーマとして南関別線は考えていない。神奈川の記念なので神奈川の間に入ることも考えていない。先頭か4番手か、でした」

 強い南関への思いを語る表情は凄烈なものだった。深谷が4番手を固める、その決意。当初は受け入れていた神奈川の3人だが、郡司は「やっぱり深谷さんの4番手は…って思って。宏佑には『これから大事な位置も回ると思うし、番手を』と話しました」で、話し直して深谷―松井―郡司―松谷に変更となった。

 松谷も「やっぱりそうですよね」と苦笑い。「深谷が後ろなんて考えられない」と落ち着いた並びになったことに安どしていた。

 もちろん今後は「今回こうだったからで次もじゃない。場所だったり、GⅠだったらどうするか、はその時にしっかり考えていく」(深谷)と、状況に応じて改めて気持ちを確認していく。まずは初日の走り。大きな注目が集まる。