岐阜競輪FⅠ「鵜飼杯争奪戦 スポーツ報知杯」が11日、開幕。S級予選11Rは東龍之介(36=神奈川)が同県の後輩・野中龍之介を差し切り〝龍之介〟ワンツーを決めた。

 マーク屋の本領を発揮した。初連係の野中が前受けから突っ張ると、4番手にいた単騎の久保田泰弘が打鐘過ぎに東の位置を狙って追い上げた。

「久保田君のレースも見させてもらっていたし、来るだろうなと。さすがですね。でも、自分は内で負けられなかった」と2角で冷静に対処。さらに津村洸次郎のまくりが飛んできたが、これも的確なブロックでしのぎ切ると、最後は測ったかのようなチョイ差しでワンツーを決めた。

「最近はこういう場面で抜けていなかったので、いい感覚です」と手応えも十分。今後、特別戦線での活躍も期待される野中と「連係実績、信頼関係をつくっていきたい」と期待を寄せ、〝龍之介タッグ〟の熟成へ意欲を見せた。

 準決11Rは復調途上の新村穣を目標に、厳しいさばきと鋭い決め脚で決勝切符を狙う。