〝生涯テレ朝LOVE〟のようだ。テレビ朝日社員の玉川徹氏が3日放送の情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」に出演し、本格復帰した。昨年9月に事実に基づかない発言で謹慎→復帰後、現場取材を重ねながら不定期出演していた。局に恩義を感じた玉川氏は「恩返しをしたい」「テレ朝に骨をうずめる」などと忠誠心を吐露。上層部からの信頼は厚く、これからまた〝玉川節〟をとどろかせそうだ。

 番組でMCの羽鳥慎一アナウンサーから「玉川さんが今日から冒頭から出演ということになります」と紹介された。玉川氏は「この半年間、原点に立ち返り、取材を続けてまいりました。今後も取材というインプットを大切にして、放送というアウトプットを続けていきたいと思っています。ひるまず、怠らず、努めてまいりたいと思います」と頭を下げた。

 玉川氏は昨年9月28日放送で、安倍晋三元首相の国葬をめぐって事実に基づかない発言をして批判が集中。謹慎処分を受けた。10月19日放送で復帰後は「現場で取材して報告する」との立場で週1回程度の不定期出演。最近は出演回数が増え、3日に新年度を迎えたタイミングで本格復帰となった。

「モーニングショー」については、同番組チーフプロデューサーが3日、視聴率について「7年連続で民放トップを獲得できた」と発表した。

「玉川さんは出演者として番組を盛り上げるだけでなく、放送前の会議でも羽鳥さん以上に意見し、プレイングマネジャーとして貢献してきた。視聴者からは降板よりレギュラー復帰を望む声が多かった。7年連続民放トップを発表した〝めでたい日〟に、功労者の玉川さんが本格復帰する流れは当然といえば、当然です」(テレ朝関係者)

 玉川氏は昨年9月の舌禍騒動当時、降板危機やフリー転身が報じられた。結果的には〝本格復帰〟したわけで、当人はこれに恩義を感じ、並々ならぬ〝テレ朝LOVE〟を口にしているという。

「ワイドショーの制作スタッフとしてキャリアを重ねてきた玉川さんは、報道畑を歩んできたテレ朝の早河洋会長から特異なキャラクターに目をつけられ、番組のレギュラーに抜てきされた。だからこその〝特別扱い〟で、イチ社員にもかかわらず自由に動いている。玉川さん自身もテレ朝への感謝は常々口にしていますが、本格復帰したことで『恩返しをしたい』と誓い、『テレ朝に骨をうずめる』とまで覚悟を明かしている」(同)

 報じられたフリー転身についても、今の状況からフリーに転じて他局に出演することになれば、それこそ〝恩をアダで返す〟形になり、可能性は極めて低そうだ。

 今後のキャリアとして「モーニングショー」の出演のみを望んでいなく、他番組への挑戦願望も明かしているという。その一つに、ジャーナリストの田原総一朗氏が司会で局を代表する討論番組「朝まで生テレビ!」が浮上している。

 本格復帰した舌鋒鋭いコメンテーターがまた、SNSを騒がせることになりそうだ。