HKT48の矢吹奈子(21)が1日、神奈川・パシフィコ横浜国立大ホールで卒業コンサートを開催。この日をもって約10年間、3437日のアイドル人生を終えた。

 矢吹は2013年8月に3期生オーディションに合格。15年から18年にはAKB48との兼任メンバーとなり、同年の「AKB48世界選抜総選挙」では9位にランクインするなど、48グループの中心メンバーとして活躍してきた。また、18年10月から21年4月には日韓ガールズグループ「IZ*ONE」の活動に専念し、アジアを中心にグローバルな人気を獲得した。

 卒業スピーチでは、デビューからの軌跡を振り返り、家族やスタッフ、秋元康総合プロデューサーらに感謝。そして、握手会に通っていた際に「入ってよ!」と声を掛けられ、オーディション応募のきっかけを作ってくれた〝恩人〟で元HKT48指原莉乃(30)には「ずっと大好き!」と愛を爆発させた。

 矢吹は「ずっと大好きで、憧れのさしこちゃんと同じグループで一緒に活動できることが本当にうれしかったですし、アイドルとしても人としてもたくさんのことを学ばせていただきました」と回顧。「いっぱい褒められたり、いっぱい叱られましたし、反抗期には喧嘩もした。私が太ったときにはすぐ『デブ!』と注意してくれたり、全部さしこちゃんの愛だったんだなと後から思います。たくさんの愛をありがとうございます。さしこちゃんは私にとって、かけがえのない恩人です」と思いを伝えた。

 また、HKT48のメンバーに対しては「本当にメンバーと過ごしてきた時間が本当に楽しくて、他では味わえない青春を味わえました。一緒に過ごしてきた時間は長いし、思い出がありすぎて、やっぱり離れるのはさみしいです。みんなと作ってきた思い出は宝物で、青春のすべて。みんなと出会えて本当によかったです」と告白。ファンには「私はファンの皆さんにたくさんの愛をいただきました。この10年間、本当にたくさんの幸せをありがとうございました。こんなにステキな景色を見させていただいて、ありがとうございました」とアイドルとしては最後の笑顔を見せ、ステージを後にした。

 なお、卒業後は夢に掲げた女優業を中心に芸能活動を続ける。