ボートレース平和島のSG「第58回クラシック」が16日に開幕する。

 地元・石渡鉄兵(48=東京)はラストチャンスだった2月江戸川GI関東地区選を制し出場権をもぎ取った。「正直、あんなにうまくいくとは思ってなかった。11月に津で優勝したあたりから調子が良く、いい時に記念がきてくれた」と喜ぶ。

 近況好走の要因のひとつは11月にデビューした愛息・翔一郎(20)の存在だ。石渡自身も「絶対関係ある」と断言する。「普通ならこの年になってモチベーションを上げるのはなかなか難しいけど、気持ちの面でやる気になっている。まだやりたいと思う」。選手として負けられない闘争本能がよみがえってきた。「その中でGIを勝てたのはいい。威張れるしね」と笑う。

 そして地元の大一番へ――。「SGはなかなか出れないのでうれしい。今年はキャリアハイ、人生で一番稼いでみたい。賞金が実力に直結すると思うし、せっかくのチャンスなので積み重ねたい。相手は強いが(山田哲也と)2人で何とかしたい気持ちはある。盛り上げられるように頑張りたい」。ひと味もふた味も違う「鉄兵」が見られそうだ。