〝終戦回避〟だ。大相撲春場所2日目(13日、大阪府立体育会館)、綱取りに挑む大関貴景勝(26=常盤山)が幕内玉鷲(38=片男波)を一方的に押し出して初白星。取組後はオンライン取材に応じず、沈黙を貫いた。
今後の力士人生がかかる大事な場所で、初日は痛恨の黒星発進となった。今場所で綱取りを実現するためには「優勝」が必要。過去に初日から連敗して優勝した例はなく、この日に敗れればデータ上は綱取りが〝消滅〟する危機に直面していた。連敗を回避したことで、3日目以降に望みをつないだ格好だ。
幕内後半の審判長を務めた浅香山親方(元大関魁皇)は「立ち合いでしっかり当たったし、先に攻めている。しっかり相手を見て押した。見ていて安心した。引きずっていないし、崩れずに自分の相撲を取った」と高評価だった。










