5度目の覚醒剤取締法違反に加え、大麻取締法違反の罪にも問われた女優・三田佳子の次男、高橋祐也被告(43)の第2回公判が10日、東京地裁で開かれた。
被告人席でずっとうなだれて神妙な顔の高橋被告を挟み、この日は弁護人と蛯原意裁判長が30分近くぶつかり合った。
弁護人は初公判で、覚醒剤の使用と大麻所持について「責任能力を争う」と宣言。高橋被告の精神鑑定を求めている。だが、裁判長は「裁判所として、精神鑑定をする必要性を認めることは厳しい」という意見だ。
弁護人は「医師に私的に鑑定をお願いして、その結果に基づいてその後、場合によっては(正式な)鑑定の申請をしようとしておりました」。その私的鑑定の結果は4月末までに出る予定で、それを踏まえて情状立証と被告人質問を考えていた。
となると、次回公判は5月の大型連休明けとなり、たいぶ間が空く。「それはさすがに…」と裁判長は難色を示し「被告人がどういうふうな認識、理由でこういう事件をしたのかについて、医師の話を聞かないと(公判)準備ができないという問題ではないと思います」とピシャリ。
「そうですかねぇ。そこはちょっと我々の考えと違いますが…」と弁護人は不満げ。「(高橋被告が)保釈されていればまだしも、ちょっと東京拘置所に行って打ち合わせしないといけないこと考えて…。ごめんなさい、ちょっと体が空いてないので」と自身の多忙も訴えた。
が、裁判長は次回期日を4月21日に決め「4月末に(私的)鑑定が出るのであれば、その結果と被告人質問を踏まえて、やはり責任能力を争いたいと言うのであれば、その旨を証拠請求して(ほしい)」と弁護士を促した。
高橋被告は、5年前の覚醒剤事件の判決で執行猶予中の身。弁護人は学者の意見書なるものも、近く地裁に提出する予定だという。











