どうやら〝ポスト香川〟が決まったようだ。

 昨年8月、銀座ホステスに対する性加害報道で評価を落とした俳優の香川照之(57)。レギュラー出演していたTBS情報番組「THE TIME,」を降板し、CMも軒並み打ち切りとなってしまった。

 現在は歌舞伎俳優「市川中車」として活動しているが、本音は再びテレビドラマや大作映画で輝きを取り戻したいところだろう。だが、現実は時に残酷だ。

 7月スタートのTBS日曜劇場「VIVANT(ヴィヴァン)」は、香川が健在ならば、確実にキャスティングされていたであろうドラマ。主演は「半沢直樹」シリーズの盟友とも言える堺雅人(49)、共演には役所広司(67)、阿部寛(58)、二階堂ふみ(28)、松坂桃李(34)ら主演級の役者が名を連ねる。

 ここへ歌舞伎俳優の坂東彌十郎(66)も加わることが判明。関係者によれば「ネタバレになるので言えませんが、重要な役どころ。かつ、香川さんが演じそうな役ではあります」という。

 歌舞伎界で絶大な人気を誇る坂東だが、テレビへの本格進出は昨年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が契機となった。脚本家・三谷幸喜のご指名で、小栗旬演じる主人公・北条義時の父親である時政役を好演した。

「鎌倉殿きっかけで坂東さんの元にはオファーが殺到しているそうです。昨年大みそかにはNHK紅白歌合戦のゲスト審査員も務めた。本人はテレビの仕事が楽しくて仕方がないようで、現場ではノリノリですよ。ゆくゆくは歌舞伎とテレビ・映画の仕事が逆転するのでは?とウワサされています」(ドラマ関係者)

 歌舞伎界俳優と二足のわらじは、香川との共通点。年齢は坂東の方が9歳上だが、芝居の評価は高く、業界では〝ポスト香川〟の呼び声高い。

 代わりはいくらでもいる――。芸能界の格言を地で行く展開となっている。