お笑いコンビ「NON STYLE」石田明(43)が20日、大阪市の吉本興業本社で行われた大阪文化芸術創出事業「ワラウナンバ」(3月3~5日)開催発表会見に登場した。

 2025年大阪・関西万博開催を控え、来阪する多くの観光客に「笑い」を楽しんでもらい、同時に多くのパフォーマーの公演機会を創出するため、なんばエリアを中心に開催する同イベント。石田が本当の街をコメディー仕様にプロデュースする。

 石田は、なんばの魅力について「笑いに直結してる。こんなに芸人がそこらへんを歩いてる街はない。昔の新世界もそうでしたけど、変なことが起こりそうな街ナンバーワン」ときっぱり。「道端で漫才やったり、ショーやったり、そこらじゅうに面白いことがある。信じられへんくらいの有名人も、そこらへんを歩いてるかもしれない。スマホ見て歩いてたらもったいない。写真や動画スポットも用意してるので、バズリに来て」とアピールした。

 イベントでは、お笑い芸人によるノンバーバル公演や大道芸人によるワンコインパフォーマンスライブ、無料でのストリートパフォーマンスや大阪プロレスなど、さまざまな笑いが仕掛けられている。

「僕はプロですけど、身近な人を笑わせたいからスタートしてる。カッコはつけるけど、漫才は娯楽。懐石料理になる必要はない。M―1も最初は『漫才で(優勝賞金)1000万ってなんやねん?』って感じでしたけど、今は言わない。語弊はあるかもしれないけど、崇高な感じになってる。もっとライトに触れ合ってもらいたい」

 お笑いコンビとしてだけでなく、舞台などの演出も数多く手掛ける石田だが、行政とのコラボについては「楽しい。吉本やと『予算、予算』って言われるけど、市民のために振り切れる。ワクワクする」とうれしそうだ。

 大阪では府知事と市長のダブル選挙(4月9日投開票)が行われることもあり、報道陣から「市長選に出て、やってみれば?」と水を向けられると「出ーへんわ!」と即答しつつも「大阪のためにいろいろしたいなというのはあります」と将来の出馬に含み(?)を残した。

 さらに、石田は社会問題になっている飲食店で相次ぐ「SNSによる迷惑行為」についても「すしペロペロとか〝ズレた笑い〟ですよ。まず『スベってるで?』と言ってやりたい」とバッサリ。現在、吉本総合芸能学院(NSC)で講師を務めていることもあり「笑いを求めてるならNSCに来てもらったら。思ったより厳しく指導するかもですけど」と話していた。