伊勢崎オートのGⅡ「レジェンドカップ」は29日の最終日、12Rで優勝戦が行われ、若井友和(48=川口)が最終周の大逆転劇で大会初制覇。GⅡタイトル初Vで通算54回目の優勝を飾った。

 レジェンドの競演で最後に見せたのは若井だ。スタートで5番手、内めの位置をキープ。有吉辰也に競り勝ち、4番手に。前を行く伊藤信夫をなかなか抜けず苦しんだが、慌てることはなかった。

「エンジンですね。試走一番タイム(3・26秒)たっだし、最後まで良かった。タイヤもかかった」。伊藤を抜いて3番手に立った時には残り1周だったが、あきらめず3コーナーで2番手・内山高秀、先頭・篠原睦の内を突く見事な〝2車狩り〟。土壇場で逆転し、劇的Vを手にした。

「最後はデキすぎ。中に向けて届かなければ仕方ないと思って行ったけど、届いた。自分の持ち味のレースができた。自分が若い頃に見ていたレースができた。レジェンドらしいレースだった」と納得の走りに満足げだった。

賞金ボードを掲げる若井友和
賞金ボードを掲げる若井友和

 次走は8日から地元・川口で行われるGI・開設71周年記念グランプリレース。「地元でもこの動きが出れば。課題はスタート。もう少し序盤で、いいところにいられるように」と浮かれることはない。

「若い子がいるレースで今日(優勝戦)の展開みたいに最後に差したいね」。追い込み屋の技を生かした好走に期待だ。