俳優の西島秀俊(51)が都内で27日夜、「未来へ動き出そう!~東京パラリンピックが残してくれたもの~第9回『WHO I AM』フォーラム」にスペシャルゲストとして参加した。
7年前から西島は、名パラアスリートたちの生き様に迫るWOWOWのシリーズ番組でナビゲーター兼ナレーターを務めている。今年からは「ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM パラリンピック」とタイトルも新たにリニューアル。
西島は「ナレーションの途中で思わず声が震えて、NGになったりとかっていうことはよくありますね。声がなんか感極まっちゃうと…」と裏話を明かし、「誰よりも僕が落ち込んだときにこれを見て、〝やっぱ頑張ろう。何言ってんだ〟って勇気づけられてきました」。
もともと東京パラリンピックに向けた番組で、一昨年の大会開催が1つの区切りだった。「言っていいのか分からないけど…」と前置きし、西島は番組開始当初、プロデューサーから「番組がどうなるかは分からないけども、こういう活動はこれからも個人的にやっていきましょう」「別にWOWOWがどうなろうがやりましょう」と言われていたことを明かした。
29日からは、エンタメ界の第一線で活躍する多彩な表現者たちを追った新番組「ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM LIFE」も始まる。未来にどんな思いを繋げていきたいか聞かれると、西島は「この番組もそうですけど、みんな違っていい。それが全部個性で…」と切り出した。
「僕ももう50代に入ったので(苦笑)、個人的には自分が関わる作品なり何なりで、若い人たちがいろんな価値観をもって、自由に才能を健康的に発揮できる場ってものをつくっていきたいと思います。やっぱり継続してくってことが、とても大事なことなのかなって。ドンと何かを大きく打ち上げて、で、終わってしまっては意味がないわけで…。ま、僕なんか遅咲きだったんで、やっぱり長く見守ってくれてる人がいたから今、こうやってお仕事いただいたりもしている」
そう述べた西島は最後に「(自分がいる)映像の世界だけじゃなくて、世の中全体がそういう自由な才能を発揮して価値観を持てる、それをみんなが優しく見守るような、そういうことに自分も微力ですけど、力をそこに尽くしていきたいなというふうに、個人的には思っています」と語り、観客の拍手を浴びた。
この日は松岡修造のほか、不慮の事故により車椅子生活となったアイドルグループ「仮面女子」の猪狩ともか、五輪メダリストの車椅子陸上アスリート・伊藤智也選手らがトークセッション。自閉症の作曲家マイケル・ハウウェル氏が自作曲を世界初披露した。












