女優の松浦雅(18)が高視聴率が続くNHK連続テレビ小説「ごちそうさん」に杏(27)演じるヒロイン・め以子の長女・ふ久役で出演することがわかった。ドラマ出演は今作が初となる。

「ごちそうさん」は馬場プロレスである
 
 NHKは4日、め以子と夫・悠太郎(東出昌大)の子供として長女・ふ久役に松浦、長男・泰介役に「仮面ライダーW」で主演を務めた菅田将暉(20)、次男・活男役に関西ジャニーズジュニアに所属する西畑大吾(16)の起用を発表した。
 
 中でも注目は長女・ふ久役を演じる松浦だ。

「JUNONプロデュースガールズコンテスト」の初代グランプリを2012年に獲得。これまでミュージカル「セーラームーン」のセーラーマーキュリー役など舞台を中心に活動してきたが、ドラマの経験はない。初ドラマが朝ドラというシンデレラガール。

 もともと杏の同級生役のオーディションを受けていたところ年齢が合わないことから落選するも、その際にプロデューサーの目に留まり、ふ久役を射止めた。

 演じるふ久は物理学にしか興味がなく、両親や周囲の人との関係にあまり意味を見いだしていない。

「『ごちそうさん』はご飯の話なのに、それに反して食卓でも物理の証明ばかりしています」(松浦)と異彩を放つ存在だ。

 既に撮影は始まっており「本当の家族みたいに仲が良くていつも笑っています。子供たちみんなで東出さんをパパ、杏さんをママってみんな呼んでます」とチームワークもばっちりだという。

 ドラマは半分を折り返し、平均高視聴率は22・2%(数字は関東地区)と絶好調だが、松浦に気負いはない。

「数字は気にしないです。最近よく聞かれるんで、やっと自覚したくらい。自信をもってやれば結果はついてくるのかなと思ってます」と自然体だ。

 ドラマは1月から昭和編へと入り、松浦らの出演は1月27日からとなる。