読売テレビの大橋善光社長(68)が23日、大阪市内の同局で新春社長会見を開催。番組編成の大改革に着手していることを明かした。

 同局のバラエティー番組「上沼・高田のクギズケ!」(日曜午前11時40分、関西ローカル)は、タレントの上沼恵美子(67)が地上波で唯一、レギュラー出演する番組となっている。当の上沼は番組内で「もう私は気持ちは辞めてんのよ。気持ちはこれ、遊びに来てんねん。スタッフもご存じ。『前、通りがかったから』って」などと話している。

 個人的には、上沼の歌も好きだという大橋氏だが、番組については「編成を中心に社内で議論すればいい」とした上で、「今、編成局で大改革を行っている。データに基づいて抜本的に見直している」と話した。

 改革は、同局が制作する全番組に番組ごとに違う18のミッションがあり、目標を達成できれば継続、できなければ改編するというもの。視聴率だけの問題でもなく、大橋氏は「すべての番組が何の作業もなく、淡々と続く番組は一つもない」と断言した。視聴率的には何の問題もなさそうな番組でも、打ち切りになる可能性もありそうだ。

 また、同局の番組スタッフが昨年12月、番組に関する編集用の映像素材が入った記録媒体を紛失した件については「問題は大アリです」と険しい表情を見せた。

 同局では社外への持ち出し禁止のルールがあったが「知らない人、知ってて守らない人、知ってて守ってる人がいる。『ルールを守ってたら、番組を作れない』という趣旨の話もあり、ガク然とした」と番組制作過程で過度な負担があったと言及。

 当該スタッフに対し「持たせてはいけないものを持たせていたのなら申し訳ない」と謝罪し「根が深く極めて深刻な問題だと思っており、頭をガーンと殴られた思い。ルールを知らない人、守らない人をゼロにするよう真剣にやっていく」と社内調査を行い、再発防止策を徹底することを明言した。