10日に発売されたヘンリー王子の回顧録「スペア」が、英国、米国、カナダだけでも発売から丸1日で143万部を突破。早くも増刷が計画されているという。内容には賛否両論が出ている。書かれていることのウソや事実誤認をめぐって、英米メディアや王室批評家が検証。そんな中、絶対に言い訳できない間違いが指摘されている。
米メディア「ページ・シックス」は「事実誤認が発見された」とし、英メディア「メトロ」は「鋭い読者はハリーの13歳の誕生日についての記憶の間違いを見つけた」と報じている。
それは家庭用ゲーム機「Xbox」についての記述だ。「スペア」では「13歳の誕生日に母ダイアナの姉であるセーラ・マッコーコデール夫人からプレゼントを渡されました」と書いている。故ダイアナ妃がパリで交通事故で亡くなって2週間後だったから、強烈に記憶に残っているという。
「母のことを考えていたら、どこからともなく、叔母のセーラが箱を持って現れました。包装紙を破いて、中をのぞくとXboxでした。ゲームが大好きだったので、この贈り物に感激しました」として、少しでも悲しみを癒やしてくれたうれしさをつづっている。
ダイアナ妃がパリにいる時に、ヘンリー王子への誕生日プレゼントを買ったが、その後、亡くなってしまった。そのため、セーラ夫人が代理で誕生日プレゼントを渡してくれたのだ。
ダイアナ妃は1997年8月31日にこの世を去った。ヘンリー王子の誕生日は9月15日。しかし、Xboxの米国での発売は2001年11月15日、ヨーロッパで発売されたのは翌年だ。
母を亡くしたショックで記憶があいまいになり、その時発売されていたプレイステーションと勘違いしたのだろうか。25年前のことだから、勘違いしたのだろうか。いずれにせよ、完全に間違った記述であり、ファクトチェックが甘いと言われても仕方ないだろう。












