高須クリニック名古屋院の高須幹弥院長(47)が大注目なのが、ティーンズユニット「プリマステラ」でも活躍中の浅井裕華(19)だ。小学生の時にSKE48のドームコンサートを見てアイドルに憧れた浅井は、今やグループを引っ張る存在となっている。SKE48飛躍のために必要なことは何なのか? 浅井が夢を熱く語った。

【高須幹弥院長が2023年期待するSKE48メンバーを直撃(最終回)】

 高須 ゆうかたん(浅井)は真面目で、しっかりしていて、かわいくて、SKEに欠かせないメンバーだと思います。僕は倉島杏実ちゃんのファンなんですけど、ひそかにゆうかたんのことも推してました。

 浅井 それってみんなに言ってませんか?

 高須 いや、本当に研究生のころから注目していたんです(キッパリ)。

 浅井 ありがとうございます(笑)。

 高須 昨年はどんな年でしたか。 

 浅井 個人的にはプリマステラ(浅井が参加する6人組派生ユニット)で静岡や東京へ出張公演に行かせていただいたり、いろいろな挑戦をさせてもらったことがうれしかったですね。今年もファンの方にいい報告ができるよう頑張ります。

 高須 今年、グループとして目指したいものは

 浅井 アイドルならではと言えるメディア露出が、もうちょっとほしいなと思っていて…。SNSも大事ですけど、私が子供のころ見てきたアイドルは、テレビや雑誌にすごく出てるイメージなんです。私がSKE48を(観客として)生で初めて見たのは2014年2月にナゴヤドーム(現バンテリンドーム)で行われたコンサートだったんですけど、初めてライブに行ったにも関わらず、メンバーの名前や曲をある程度知っていたんですよ。それはテレビで(SKE48を)見る機会がたくさんあったから。もっとたくさんの方に知ってもらうためには、SNSも大事ですけど、テレビや雑誌に出ることが必要じゃないかと思うんです。それが難しいことだということはメンバーも感じてはいますが…。

 高須 僕は正直、テレビなんてもういいんじゃないかなと思っちゃうんですよ。テレビを見ているのはおじさん世代で、20代で一人暮らしをしている人の中にはテレビそのものを持ってない人も多い。音楽番組の視聴率も低いし、僕らの世代がテレビで育った時とは感覚が違う。テレビに出るのはハードルが高いし、制約もあるし、時間も限られますからね。だったらネットを効率的に活用した方がいいんじゃないかと。

 浅井 〝夢〟なんですよ。テレビや雑誌にいとこ(SKE48やAKB48で活躍した木崎ゆりあ=17年卒業)が出ていたので、それがすごい夢で…。身近な人が身近じゃないところに出ている。「テレビに出ること」=「芸能人」という気持ちもあって、今でも憧れが強いんです。それが古い考えなのも承知です。

 高須 アイドルとして歌番組にも出たい。

 浅井 昨年9月にSKE48は「うたコン」(NHK)に出演したんですが、本当に反響がすごかったんです。SKE48は郷ひろみさんともコラボさせていただいたのですが、祖母や家族もみんな喜んでくれました。個人的には私が選抜メンバーになってから、1番反響が大きかった出来事だと感じました。今の時代ではあまり感じられないことかもしれないけど、やっぱりテレビ番組に出演する事ってすごく大事なことなんだなと改めて思いました。

 高須 アイドルの夢なんですね。最近、テレビは情報番組しか見ていませんが、SKE48が出るなら僕も見ます。個人としての2023年の目標は。

 浅井 先日、おーちゃん(末永桜花)と大阪に旅行に行って動画をたくさん撮ったんです。それをVlog(ブログの動画版)風に編集中なんですけど、そういった動画編集などもしていきたいなと思っています。SKE48はピューロランドとコラボしていることもあって、先日も運営の方に「私が動画編集をするので、プリマステラでピューロランドでの動画を撮らせてもらえませんか」という提案をしたんです。

 高須 いいですね。実は僕もサンリオが大好きで…。以前、マイメロのファンだと言ったら、マイメロ好きの患者さんが増えました。

 浅井 ピューロランドに限らず、旅行やライブの開催地での様子をVlogで披露できたら。自分ができることを増やしてファンの方に新しい一面をお見せしたいと思います。

 ☆あさい・ゆうか 2003年11月10日生まれ。愛知県出身。15年3月にSKE48第7期生オーディション合格。姉は漫画家のときわ藍。