ダンス&ボーカルグループ「EXILE」が21日、東京ドームで有観客で初となるクリスマスライブの最終日公演を開催。5万3000人を動員し、今年のツアー総動員数が100万人を突破した。
「クリスマス」を冠にした今回のライブは、11日、12日の京セラドーム公演と前日20日の東京ドーム公演を合わせ、計4日間で約20万人を動員。これまでと同じく今年のツアーに期間限定で復帰していたATSUSHIを含む14人のEXILEに加え、2015年にパフォーマーを引退したオリジナルメンバーのMATSU、USA、MAKIDAIの3人が約7年ぶりに参加した。
中盤で登場したMATSU、USA、MAKIDAI。3人にとってラストとなったツアータイトル曲「AMAZING WORLD」を皮切りにするメドレーをメンバーと共に華麗にパフォーマンス。約7年ぶりとなるEXILEのステージで、20周年のメモリアルイヤーを彩った。
MATSUは「7年ぶりにこのステージに戻ってくることができて、しかも東京ドームであることが感慨深いです。メンバーがステージを守ってくれて、スタッフが支えてくれて、何より応援してくれたファンの皆さんのおかげ」と感謝。USAは「東京ドームの皆さん、ただいま! 温かく迎えてくださってありがとうございます」と笑顔を見せた。
ボーカルのTAKAHIROは、今年のツアー動員数が100万人を突破したことをファンに生報告。「100万人以上の方を動員させていただいて、これは日本一。僕たちEXILEは今年日本一グループなんです!」と胸を張り、「日本一のグループにいる僕は…日本一のボーカリストなんです。これは事実なんでしょうがない! この偉業はファンの皆さんのおかげです」とちゃめっ気たっぷりに感謝した。
アンコールでは、ATSUSHIがグループ活動への〝完全復帰〟を電撃発表。2020年11月にグループから卒業とソロ活動専念を発表し、今ツアーに期間限定で復帰していたが、「限定復活、前言撤回させていただきます! EXILE ATSUSHI、完全復活です」と宣言した。
ATSUSHIは約2年半ぶりのEXILEのステージとなった7月の全国ツアー福岡公演、そして9月の東京ドーム公演でファンの笑顔や拍手に触れたことで心境の変化を見舞われたという。
「皆さんの笑顔に本当に胸を打たれて…。この気持ちは何だろうなと自問自答しました。皆さんの最高の笑顔と温かい拍手をいただいたことで、僕は皆さんの笑顔を壊してしまうかもしれないんだなと実感しました。誰かが喜んでくれることで、歌ってきたんじゃないかなって。どうしようもない気持ちになりました」
渦のような葛藤を、HIRO、メンバーに正直に伝え、ファンを笑顔にできる素晴らしさを改めて感じたATSUSHIは「僕に皆さんの笑顔や感動を壊す権利はないなとそう感じました」と声を詰まらせ、「これだけの人を笑顔にできるグループを僕がこの手でぶっ壊そうとしてました…」と後悔の念を吐露した。
「今回のツアーの限定復活で、僕はEXILEを卒業する理由がだんだん見つからなくなってしまい…」と切り出すと、察したファンからは割れんばかりの拍手が起きる。
ATSUSHIは「これがまさに生きてる実感であり、夢の瞬間なんだと。こんなことが許されるかどうか変わりませんが…」と断り、ひと呼吸置いた後に「本日、限定復活を前言撤回させていただきます。EXILE ATSUSHI、限定復活、改め、本日をもって完全復活とさせていただきます」と宣言した。
温かい拍手に思わず目頭を熱くしながら「ずっとずっと言いたくて我慢してました」と告白。賛否の声があることも覚悟の上で「賛否両論あってもどんなバッシングが起ころうとも、僕はEXILE ATSUSHIです!」と語気を務め、改めて「本日をもってEXILE ATSUSHI、完全復活させていただきたいと思います」と頭を下げた。
ボーカルのTAKAHIROは「おかえりなさい!」と抱きつき、ATUSHIは「EXILEというドラマはまだ終わりません。皆さんと一緒に人生を歩んでいきたいです」とファンに向かって訴えた。
ラスト曲「Choo Choo TRAIN」では、全メンバー17人が飛び切りの笑顔でパフォーマンスした。












