れいわ新選組の山本太郎代表（４８）が５日、国会内で会見し、次期衆院選の公認候補を発表した。

　３年以内に行われる衆院選について、山本氏は「いつあるか分からない状況を考えれば、自分たちの発表をしたほうがいい」と紹介したのは現職で共同代表（仮）の櫛渕万里衆院議員（５５）、同じく共同代表（仮）の大石晃子衆院議員（４５）、国会対策委員長の多ケ谷亮衆院議員（５４）の３人。

　選挙区はそれぞれ前回の衆院選で立候補したのと同じで、櫛渕氏が東京２２区、大石氏が大阪５区、多ケ谷氏が千葉１１区となった。

　れいわは前回の衆院選で２１人を擁立し、山本氏を含めて３人が当選した。山本氏は比例代表東京ブロックから当選したが、今年の参院選に鞍替え出馬するために議員辞職し、櫛渕氏が繰り上げ当選していた。

　次期衆院選で擁立する候補者数の見通しについて、山本氏は「具体的にいうと過去最大です。私たち史上、最大の候補者を出します。（前回の衆院選では）野党共闘で４割下げた。この先、野党共闘は今時点でない。だからこそ自分たち史上最高」と積極的に擁立したい意向を示した。