サッカー・カタールW杯の1次リーグE組で、27日にテレビ朝日系で生中継された日本VSコスタリカ戦(0―1)の平均世帯視聴率は42・9%だった。放送したテレ朝は「絶対に負けられない戦いが、そこにはある」がキャッチフレーズだが、W杯に限っては負け続けている。局内は、〝ジンクス〟を打ち破ることができずに、ガックリと肩を落としている。
コスタリカ戦の瞬間最高世帯視聴率は午後8時53分、試合終了の場面で53・8%だった。ABEMAでも生配信され、テレ朝と合わせると、国民の大多数がクギ付けで応援したことになる。
日本は23日のドイツ戦で劇的な逆転勝利。生中継したNHKの平均世帯視聴率は35・3%だった。その熱狂がそのままコスタリカ戦に持ち込まれ、かつ日曜日ゴールデンタイムの放送だったため、ドイツ戦から7・6ポイント跳ね上がった。
ピリッとしない内容の敗戦に日本中が落胆しているが、テレ朝は特にそうだ。「『W杯の日本代表戦をテレ朝が中継すると結果が出ない』というのはテレビ界で有名なジンクスとなっていました」(広告代理店関係者)
テレ朝が初めて日本代表戦を放送したのは2002年日韓大会のチュニジア戦。日本代表が2―0で勝ち、決勝トーナメント進出を決めたが、ここからは苦難の歴史だ。06年ドイツ大会のクロアチア戦△(0―0)、10年南アフリカ大会のオランダ戦●(0―1)、14年ブラジル大会のコロンビア戦●(1―4)。今大会のコスタリカ戦で3連敗となってしまった。
「テレ朝関係者たちは06年以降、一度も勝ち試合を生中継できていないと気にしていたんです。日本が破ったドイツに比べてコスタリカは格下だから、今度こそチャンスと期待していたそうですが…」(同)
その願いは届かなかった。白星どころか引き分けることすらできず、「絶対に負けられない戦い」を無残にも落としてしまった。
対して〝不敗神話〟を築いているのは日本テレビだ。10年のデンマーク戦○(3―1)、14年のギリシャ戦△(0―0)、18年ロシア大会のセネガル戦△(2―2)と、1勝2分けで負けていない。
決勝トーナメント進出がかかった運命のスペイン戦(12月1日=日本時間2日午前4時)を中継するのは、フジテレビ。過去の戦績は02年のロシア戦○(1―0)、18年のポーランド戦で●(0―1)と1勝1敗の五分だ。どちらに転ぶかは分からない。
「スペイン戦の生中継が日テレであれば…なんてジョークがテレビ界で飛び交っていますよ」(テレビ局関係者)
フジテレビは白星を先行させることができるか、それとも…。
(視聴率は関東地区、ビデオリサーチ調べ)










