NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」に出演するロック歌手で俳優の吉川晃司(57)がこのほど、同局を通じコメントを発表。秘密めいたプライベートの一端を垣間見せた。
吉川はパイロットを目指して、航空学校で学ぶヒロイン・岩倉舞らを指導する鬼教官・大河内守を演じているが、「最初オファーをいただいたときは驚きましたね。どういう経緯でキャスティングされたのだろう?と。〝朝ドラ〟の『朝の顔』に私だとちょっと暑苦しいでしょう?というか、顔はしょうゆ顔だけど、なんか圧が強いでしょう。圧がありすぎて不向きなんじゃないかな」と困惑したという。
それでも、制作側が求めていたのは、まさにその威圧感で「パイロットを目指す若い学生たちの前に立ちはだかる壁、妖怪でいう〝ぬりかべ〟のような存在でいてほしいとお話をいただき、なるほどと。私は肩幅も広いし、壁には良いかもと納得しましたね」と笑った。
朝ドラでは長時間の撮影が行われることもあるが「私は実は早起きで、ふだんから朝5時には起きています。今回の〝朝ドラ〟の撮影では3時半か4時起きです。朝ごはんも6時台で植木の手入れは欠かさずしていますね。寝るのも早く夜10時、遅くとも11時です。ロックをやってエレキギターを弾いている以外は基本的な生活はおじいちゃんなんです」と私生活を明かした。
鬼教官と恐れられる大河内については「若者たちにしっかりした人生を歩んでもらいたいという思いがあり、愛があるゆえの厳しさみたいなことだと思います」と話し、鎌倉幕府や江戸幕府の指南役を務めてきた「弓馬術礼法小笠原流」の所作を入れるなど、演じる中にも様々な工夫を施しているが、「共演者の皆さんに本当に嫌われないように、本番前のリハーサルでは笑わせるように努力していますよ」とおどけた。
吉川は番組の見どころについて「やはり空のシーンですね」と話した。これまで、ドキュメンタリー番組でアフリカやブラジル、ペルーなどを訪れた経験はあるが、空を飛びながら芝居をするというのは初めて。「他の飛行機もたくさん飛んでいて、旅客機の無線も全部入ってくる中でお芝居するのは難しいです。セリフを言おうと思ったら、旅客機のパイロットと管制とのやりとりが入ってくることもありました」と振り返る一方で、「実は高所恐怖症なんですが、空まで行くともう諦めています」と、最後の最後にまさかの弱点を自白して笑った。












