将棋の藤井聡太竜王(20)が20日、千葉・幕張メッセで行われた「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦」の決勝戦で斎藤慎太郎八段(29)と対局。互いに初優勝をかけた熱戦は、114手で藤井竜王が勝利した。

 試合後、藤井竜王は「判断の難しい一局でしたが、何とか攻めを受け止めることができました」と持ち時間の短い早指し戦を振り返った。

 一方の斎藤八段は「封じ手のところで見落としがあった。勝負所を見誤ってしまった」と反省しきりの様子だった。

 藤井竜王は、羽生善治九段の保持する同大会の最年少優勝記録(21歳2か月)を20歳4か月に更新。「今年が記録更新のラストチャンスと聞いてはいましたが、対局する上であまり意識はしませんでした。最後の機会で良い結果を残せてうれしいです」と笑顔を見せた。