2023年8月までの期間限定で復活したロックバンド「男闘呼組」の前田耕陽(54)が14日、大阪市の吉本興業本社で「男闘呼組 1988」追加公演の記者会見に登場した。

 男闘呼組は前田と成田昭次、高橋和也、岡本健一の4人組ロックバンド。1988年にデビューしたが、人気絶頂の1993年に活動休止した。7月放送のTBS系「音楽の日2022」で29年ぶりの活動再開を発表し、先月15、16日に再結成ライブを開催した。ライブには15万人もの応募があったことから、「せっかくやるのに演奏してる姿をお見せできないのは残念」と名古屋(12月15日、名古屋国際会議場センチュリーホール)、大阪(同17~18日、大阪城ホール)、東京(同26~27日、東京ガーデンシアター)での追加公演が決まった。

 漫才師の海原ともこと結婚し、大阪で暮らす前田は「大阪に拠点を移して16年。大阪になじんだ僕を見てほしい。来年8月までの期間限定ですが、目いっぱいの僕らをお届けするので、生の男闘呼組を感じていただけたら」とアピールした。

 再結成については「活動休止が突然の発表だったので、当時応援してくれてたファンは戸惑ったと思う。ずっと待ってくれてる人もいるので、男闘呼組としてのきちんとした終わらせ方を考えた方がいいんじゃないかとライブをやることになった」と話した。

 ジャニー喜多川さんが亡くなったこともきっかけだったといい、「お葬式に行かせてもらって、メンバーみんながジャニーさんへの思いを持ってた。ジャニーさんは岡本健一に『男闘呼組やったらいいのに』って話してたそうで、じゃ、1回やろうと音を出した」と明かした。

 10月の公演にはファンだけでなく、その子供世代も見に来てくれたといい、「4人集まっての演奏に、こんなに人が集まってくれるんだなと感じた。再活動してよかった。涙ぐんでるお客さんを見て感極まりました。とにかく楽しかったし、4人でやるってこんなに楽しかったんだと思った。何で活動を休止したんだろうな」と振り返った。

 ライブには木村拓哉、生田斗真らジャニーズ事務所の後輩も駆けつけた。そのジャニーズ事務所は現在、滝沢秀明氏の退社、「King&Prince」の平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太の来年での脱退、退所発表と激震に見舞われている。

 前田も25歳で男闘呼組の活動を休止し、新しい道を歩んだが、「状況も違うし、僕が偉そうにアドバイスする立場でもないですけど」とした上で、「僕はジャニーさん、メリー(喜多川)さんと、きっちりお話しさせていただいてからの退所だった。そこはそういう相談できる人はいたのかなという気持ちにはなりますけど、ああした方がいいとかこうした方がいいというのは何も言うことはないですね」と後輩を思いやった。