将棋の藤井聡太竜王(五冠)に広瀬章人八段が挑んだ第35期竜王戦七番勝負第4局が8、9の両日、京都府福知山市の福知山城天守閣で行われ、藤井竜王が95手で勝ち、対戦成績を3勝1敗とし竜王初防衛に王手をかけた。

 将棋は1日目から藤井竜王がややリード。2日目に入ると藤井竜王がその差を広げて寄せ切った。藤井竜王は残り2時間を残し、竜王戦としては早い時間に終了。今シリーズ、藤井竜王は苦戦が続いていたが、リードを許すことがない完勝劇を見せた。

 3勝1敗となって初防衛に王手をかけた藤井竜王は「次に向けてしっかり準備したい」と次局に向けて思いを冷静に語った。一方、広瀬八段は「ちゃんと指せれば勝負できると思っていたが…」と苦しかった戦いを振り返った。

 第5局は11月25、26日に福岡県福津市の「宮地嶽神社貴賓室」で行われる。