将棋の第48期棋王戦コナミグループ杯挑戦者決定トーナメントの藤井聡太竜王(王位、王将、叡王、棋聖)と佐藤天彦段の準決勝の対局が3日、東京・将棋会館で行われ、121手で佐藤九段が勝利し、決勝に進出した。
10月28日のA級順位戦で〝マスク外し敗戦〟以来の対局となった佐藤九段はこの日、ファンから贈られたと思われるバラの花束を携えて対局室に入り、ファンや関係者を驚かせた。
将棋は終盤、藤井竜王が優位に進めたが、佐藤九段が粘り強い差し回しで逆転。マスク外し敗戦後、将棋連盟に不服申し立てをした直後という難しい状況の中、藤井竜王相手に初勝利をあげ、決勝進出を決めた。
棋王戦はベスト4から2敗失格制になり、敗れると敗者復活戦に回る。今回敗れた藤井竜王は5日に行われる準決勝・羽生善治九段対伊藤匠五段の敗者と対戦。勝てば決勝の敗者と対戦し、これに勝てば決勝の勝者との挑戦者決定戦に進出。挑戦者決定戦は変則の2番勝負で、決勝の勝者は1勝のアドバンテージが与えられ、1勝すれば渡辺明棋王への挑戦権を獲得。一方の対局者は2連勝すれば挑戦権獲得となる。












