女優・黒木華(36)の〝胆力〟に驚きの声が上がっている。
タレントの伊集院光は4月20日放送のフジテレビ「ぽかぽか」で、黒木と2018年公開の映画「来る」で共演した時の話を披露。伊集院は「太った性格の悪い店長役」で、黒木はアルバイト店員役。急な退職の申し出に「何だよ、急に辞めるって」と口ゲンカするシーンがあったが、伊集院いわく「僕は『棒読みの伊集院』っていうくらい演技力ゼロ。ところが、(黒木の)手の振り払い方から、にらみ方から、めちゃめちゃムカつく」。その結果「いままで棒読みだった僕が、全部ちゃんと腹が立った」そうで、迫真の演技ができたという。
伊集院は未知の能力を引き出した黒木を「凄い。この人は自分の演技も凄いけど、俺のケアまで」と絶賛。番組にゲスト出演した黒木は「(伊集院の良さを)引き出そうとかじゃなくて、やっぱり持ってらっしゃるものですし、現場でみんなで作っていくものだと思うんで」と返していた。
〝黒木華伝説〟はほかにもある。映画やドラマ、CMなど俳優には多くの仕事があるが、黒木の中で最も気楽なのは「舞台」なのだという。これに驚がくするのは、芸能プロ関係者。
「ドラマや映画はダメだったら撮り直しができる。他方、舞台はお客さんを前に1発勝負。目の肥えた人から厳しい評価をされることもある。多くの俳優さんはキャリアを積んでも舞台の仕事はピリピリするもの。それを『気楽』と表現する黒木さんはただ者ではありませんよ」
黒木は映画やドラマのような拘束時間の長い撮影よりも、極限の集中力が求められる現場の方が得意なのだという。
「それでも舞台では思うような芝居ができないことはある。そんな時は落ち込むのかと思いきや『また明日がある』というスタンスなのだそうです。あの歳でその境地に達しているとは…。某ベテラン俳優は『黒木華はすごいぞ!』と興奮ぎみに語っていました」(同)
黒木は一昨年3月に所属事務所を離れ、独立。現在は個人で活動している。プロダクションを辞めても仕事が途切れないのは「ただ者ではない」からだろう。












