「エース」らしい“本音の卒業発表”だった――。
人気アイドルグループ「乃木坂46」の齋藤飛鳥(24)が4日にグループのブログを更新し、12月7日発売の31枚目シングル(タイトル未定)をもって、グループから卒業することを発表した。
年内いっぱいで活動を終了し、来年に卒業コンサートを行う予定。取材によれば、現時点で芸能活動を含めて卒業後の進路は未定だという。
齋藤は、2011年8月に乃木坂46の1期生として加入。同グループは7年連続で「NHK紅白歌合戦」に出場中で、今年5月の10周年ライブでは、2日間で史上最大規模の14万人を動員。今は女性アイドルグループの頂点に君臨するが、その中で齋藤は、15枚目シングル「裸足でSummer」など、これまで4枚のシングルでセンターを務め、エースとしてグループをけん引してきた。
ツイッター上では「齋藤飛鳥」「飛鳥ちゃん」など関連ワードがトレンド入り。その中で、ファンの関心を集めたのが“本音”が詰まった卒業報告だった。
ブログで、「12歳と13歳の間の時期にオーディションを受けてから約11年間、奇跡の連続みたいな日々でした」と吐露。「学校にも馴染めなかったような私が、メンバーに会うのだけは楽しくて、ちっちゃい子たちで集まると話も尽きなくて、おねえさんたちにはたくさん甘えて、母も安心しただろうな。それが嬉しかったな」と、現在の頼もしい姿からは想像できない時期を明かした。
しかし、それが齋藤の偽らざる気持ち。加入前に抱いていたコンプレックスがアイドルを志した理由だったからだ。
もともと、「AKB48」をはじめアイドル好きだった齋藤は、かつて「私は本当に地味で、人と話すことが大の苦手で、教室の隅っこにいるような子でした。でも、それが嫌になって…。同じように悩んでいる友達と話しているうちに、私のように悩んでいる子を元気にできるんじゃないかなって。乃木坂46を通して、誰かを元気にできたらなと思ったんです」と、活動への思いを明かしたことがあった。
感情を表に出すタイプではなく、これまで「アイドルに向いてない」とこぼすこともあった。それでも多くのファンに支持されたのは、その志が原点にあったからに違いない。












