ハロウィーン本番を迎えた10月31日、東京・渋谷や大阪・ミナミでは多くの人でにぎわった。さまざまな仮装をした人々がノリノリで練り歩いたが、29日に韓国・ソウルの梨泰院で起きた事故を意識して警察が各所に配置される超厳戒態勢だった。
この日、大阪・ミナミでも多くの人々が“祭り”を楽しんだ。
平日にもかかわらず、道頓堀に架かる「戎橋」周辺には仮装した若者や外国人が続々と集結。痴漢やフリーハグも見られるなどコロナ禍もどこへやら。喧騒は深夜まで続いた。
韓国の首都ソウルの繁華街「梨泰院」では多くの死傷者を出す事故があった。戎橋の中心部でも「これ、ヤバい」「圧迫死する」といった声が聞かれるほど“おしくらまんじゅう”になる場面もあったが、多くの人が「怖い」とは言いながらも、「話を聞いて怖かったけど、来てみたら大丈夫。もみくちゃにもなったけど怖いより楽しいって感じでした」(チャイナ服姿の女子高生)、「日本は治安いいんで。警察が何とかしてくれるでしょ」(10代男性)などとどこか楽観的だ。
大阪府警は200人態勢で警戒。戎橋の上では「立ち止まると危険です。ゆっくり進んでください」と呼びかけた。橋の東西両スロープには3メートル間隔で警官を配置。通行人が景色を撮ろうとすると「そこ止まらんといて」と警告し、飛び込むそぶりでも見せようものなら、たちまち警官が近寄って未然に防いだ。御堂筋の「道頓堀橋」の欄干にも、目隠しのビニールシートがかぶされ“道頓堀ダイブ”を封じ込めた。
また、もう一つのハロウィーンの“聖地”アメリカ村の三角公園周辺への車の進入路も封鎖。周辺の衣料品店店長は「週末も少なかったし、今日も仮装してる子よりギャラリーの方が多くて思ったほどじゃない。3年前は人が動けないくらいで店も閉めてたから」といい、毎年、ハロウィーンに参加しているセイレーンとメデューサに扮した2人組も「私はハロウィーンは表現の場と思っている。暴れるのはどうかと思うし、こういう静かな感じもいいですけどね」「ちゃんと警備・誘導する人がいれば、韓国のようなこともなかったと思う」と話した。
警察のコントロールが効いたハロウィーンとなった。











