京王閣競輪GⅢ「開設73周年記念 ゴールドカップレース」が29日に開幕する。平原康多(40=埼玉)、宿口陽一(38=埼玉)、古性優作(31=大阪)のS級S班3人や、先日の寬仁親王牌を制してグランドスラムを達成した新田祐大(36=福島)ら豪華メンバーが参戦。初日特選は4車結束の関東が有利に運びそうだ。

 関東の番手を回る坂井洋(28=栃木)の今年に入ってからの活躍は目覚ましく、ビッグ戦線でも存在感を発揮している。前回の寬仁親王牌では自身2回目となるGⅠの準決を経験。そこで果敢に風を切り、平原を決勝へと送り込んだ。

「赤板から全開で踏んだし残れる感じじゃなかった」と準決の走りを振り返ったが、「次は自分も残れるように駆けられれば」と明確な目標ができたことでモチベーションもさらに高まったようだ。

 寬仁親王牌後には西武園へ出げい古に赴いた。そこでは平原や宿口をはじめとした一流メンバーらと汗を流しながら熱い思いを語り合うなど、充実の時間を過ごした。

 初日はその埼玉S級S班の2人を後ろに従え、練習仲間の真杉匠(23=栃木)に前を任せる。関東4車の番手回りとあって責任は重大だが「真杉君との連係は名古屋の共同(通信社杯・GⅡ)準決以来で2回目。普段から一緒にいるし頼もしいです」と、気負うどころかむしろ楽しみにしている様子だ。

 近況は番手を回る機会が増えており、そして結果もきっちり出している。充実ラインの中核として辣腕を振るう。