群馬県の前橋競輪場(日本トーターグリーンドーム前橋)が舞台のGⅠ「第31回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント」は20日、開幕した。特選10Rでは山崎賢人(29=長崎)がまくりを決めて快勝。今節の台風の目になりそうだ。
完全体――。フランスで開催された世界選手権から前検日の前日に帰国し、7時間の時差もある中、特選に挑んだ。「12時間寝たので大丈夫でした」と体の面の不安はなく、冷静な立ち回りでまくりを決めた。
世界選に向けてのトレーニングは順調だったようで「結果は残せなかったけど、強くはなれている」と成長は確かに感じている。世界選で出せなかった分まで今回、結果を出すのみだ。
そんな山崎の後ろ姿を見た井上昌己(43=長崎)は「ケツがデカくなっていたね」と証言する。山崎も「ウエートの数値も上がっているんで」と自信あり。「確かに、顔見せが終わった後に『ケツがデカくなったな』と言われたんです」と頭をかいた。
その頭、今回は仕上がっている。以前、海外遠征で水が合わず「ひどいことになってしまった」と火事のコントで登場するお笑い芸人のような姿になったことがある。「きっちりケアしてきました。同じ失敗をしたら、アホなんで」。胸を張ってアピールした自慢のアフロヘア。ローズカップの激走の後、もう一度、さわやかに披露する。












