佐世保競輪のFⅡナイター「道の駅させぼっくす99賞」が9日に開幕する。今シリーズはガールズケイリンも行われる。

 7Rの小林優香(28=福岡)は今シリーズが復帰戦となる。7月玉野のガールズケイリンフェスティバルを「腸骨骨折」で途中欠場すると、8月西武園GⅠオールスターで出場予定だった「ガールズドリームレース」も走ることができなかった。

「1か月あまり寝たきりでした」と話し、療養期間中に大きな決断を下した。

 9月頭に自身のツイッターで自転車競技選手としての活動にピリオドを打ち、競輪選手一本に絞ると発表した。

「デビューから2年で競技との両立をしていましたので、競輪選手だけで走るのは6年ぶりになります」

 競技者として追い求めるものは気高く尊く、数年もの間、すべてをささげてきた。人生を左右する決断は大いに迷ったはずだ。「この2か月間はずっとモヤモヤしたものがあったし、悔しかった。でもその分、競輪に取り組もうと。(久留米戻ってからは)午前、午後とガムシャラに練習をして準備していました」と、気持ちは吹っ切った。

 今でこそ〝絶対女王〟の称号は児玉碧衣(27=福岡)のものとして定着しているが、かつては小林のためにあったものだ。これまでガールズケイリン界に新たな時代を築き上げてきた小林の物語が、またここから始まる。

「今シリーズは私にとっての再デビュー戦。新たな気持ちで走ります。(競輪人生の)第2章として見てほしいです!」