テレビ朝日の情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」で先月28日、テレ朝社員の玉川徹氏が〝デキレース説〟と発言した騒動が収まる気配がない。

 玉川氏は、安倍晋三元首相の国葬における菅義偉前首相の追悼スピーチについて、〝電通とのデキレース説〟と主張。「当然これ、電通が入ってますからね」という発言。翌29日の放送で玉川氏は「電通は全く関わっていないことが分かりました」と謝罪した。

 これに対してお笑い芸人のほんこんが自身のユーチューブチャンネルで「菅前首相には謝ったんか?」と怒りのコメント。橋下徹元大阪府知事も2日放送のフジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」に生出演した際、「演出だなんていう意見が出ていて、僕は絶対に許せない」と話した。

 そうしたなかお笑いコンビ「ロザン」も2日、自身のユーチューブチャンネルに「【最近の謝罪2件】まず本人に謝ったんですか?」と題した動画をアップした。この「謝罪2件」とは玉川氏の発言と、ごぼうの党・奥野卓志代表がフロイド・メイウェザーに花束を手渡さずにリング上に投げ捨てた問題を指す。

 宇治原史規は「直接本人に対してのアプローチって、みんな先にしてんのかな?」と、疑問を投げかけた。玉川氏はテレビで、奥野代表はユーチューブで謝罪した。宇治原は「本人に対するアプローチを先にしてないんであれば、順番が違うんじゃないかな」。

 さらに「向こうから断られたっていうんだったら、それはそれで仕方がないと思うんですけど、アプローチはするべき」という宇治原は、「記者会見でも動画でも、あるいはテレビ番組でも表に向かって謝罪をする前に、必ず対象に対して先にアプローチしとかないといけない」と話した。

 謝罪の対象にアプローチして断られる場合も考えられるが、「その説明も必要やと思う。『まだ直接はお会いできてません』とか『直接会いに行ったんですけど会えませんでした』とか、『向こうから、もういいですと言われました』とか。そのひと言ってまずは必要なんちゃうかな」と語った。