銀座ホステスへの〝性加害〟が報じられた俳優・香川照之(56)が、役所広司(66)主演の映画を降板していたことが、わかった。一連の報道でイメージが失墜し、大先輩である「役所の顔に泥を塗るわけにはいかない」という苦渋の判断だったという。

 香川は8月、週刊新潮で3年前の性加害報道が報じられ、レギュラー番組とCMの大半を降板。トップ俳優から一気に転落してしまった。その一方で主演映画「宮松と山下」はスペインの映画祭で好評を博しており、日本でも11月18日に公開予定だ。

「香川さんは殺されてばかりのエキストラ俳優という役どころ。何役も演じ分ける技量は凄まじく、この映画で一連の報道によるマイナスな流れが変わるかもしれない。それほど評判が良い」とは映画関係者。

 映画はテレビやCMと違い、観客がお金を払って見るもの。舞台同様、役者復帰のハードルは下がる。ただ、それも本人の前向きな意志があって初めて成立する。

 実は一連のテレビ、CMの〝降板ドミノ〟の流れで、香川が大作映画出演を辞退したという。江戸時代の文豪・滝沢馬琴による小説をモチーフした作品で、主演は役所広司。香川は主要キャストの一人として出演が決まっていたという。

「今月クランクインで、来冬に公開予定と聞いています。香川さんが降りたのは撮影に入る前。先輩である役所さんの顔に『泥を塗るわけにはいかない』という理由からです。共演者やスタッフは説得しましたが、本人の意志は固かったようです」(同)

 香川がキャストに名を連ねることで、映画以外の部分に注目が集まり、主演の役所に迷惑をかけてしまう――。そう考えた香川の決断だったようだ。

「香川さんは客観的に自分の置かれている状況を理解しており、しばらくは大人しくするしかないと考えているようです。それでも日本を代表する役者のひとり。俳優仲間からは連日激励のメッセージが届いているそうです」(同)

 同映画ではこのほか、9月1日に芸能プロ「スウィートパワー」を退社した「岡田健史」改め、水上恒司(23)も出演予定だ。これが退社後初の映画になるという。いきなりの話題作出演で、こちらは目が離せない。