プロレス界のスーパースター、アントニオ猪木さん(享年79)が死去したこと受け、テレビ朝日系「サタデーステーション2時間SP」が番組内容を変更。「アントニオ猪木さん死去『燃える闘魂』を緊急追悼」と題し、番組冒頭から約1時間50分にわたって特集した。

 番組内では闘病生活の様子や「猪木VSアリ」など名勝負の秘蔵映像、政治家としての活動など、これまでの足跡を振り返った。

 番組には〝プロレスリングマスター〟武藤敬司(59)も出演。「(闘病生活で)最後まで本当に闘っている人だなと。昔は『プロレスに市民権を』とかで闘ったりとか。いろんなところで闘いが好きな人だった」と偲んだ。

 来年2月21日に控える自身の引退試合(東京ドーム)へ向けて「俺の中にも猪木イズムがある。それを全開に出して突っ走りたい。本当に安らかに眠ってほしい」と改めて〝闘魂継承〟を誓った。

〝猪木特番〟の放送を受けて、SNS上では「サタデーステーション、ありがとう 地上波のゴールデンタイムの報道番組で2時間特集ですよ!」「ここまで時間を割いてくれるのは猪木さんの偉大さを表していました」「追悼番組として素晴らしい内容」などと絶賛の声が相次いでいた。