大相撲の秀ノ山親方(38=元大関琴奨菊)の引退相撲が1日、東京・両国国技館で開かれた。「琴奨菊最後の一番」では長男・弘人君(5)、次男・将弘君(1)と土俵に上がり、取組前に背中を大きく反らせる「琴バウアー」を親子で披露して観客を沸かせた。
断髪式には同じ九州出身で今季限りでの現役引退を発表したプロ野球ヤクルトの内川聖一内野手、ライバルだった二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)や宮城野親方(元横綱白鵬)ら約400人の関係者が参加。途中でこらえ切れずに涙を拭う場面もあった。
最後は師匠の佐渡ヶ嶽親方(元関脇琴ノ若)が止めばさみで大イチョウを切り落とし、慣れ親しんだまげに別れを告げた。断髪を終えてタキシード姿となった秀ノ山親方は土俵上で「厳しいことも乗り越えていけるような弟子を育て上げて、大相撲に貢献できるように精一杯頑張っていきます」とあいさつした。
報道陣の取材に応じた秀ノ山親方は「一つの節目で現役時代が終わったなという感じです。はさみを入れていただいている間、いろんなことがよぎった。相撲一筋でやってきて、小さい時から今までのことが駆け巡った」と感慨深げ。サイドを短く刈り上げたヘアスタイルについては「いつも長い髪を洗っていたので、短い髪はしっくりこない」と笑顔を見せていた。











