〝飼い殺し〟はカンベンだったか…。

 昨年のNHK大河ドラマ「青天を衝け」などに出演した俳優の岡田健史(けんし=23)が8月いっぱいで、所属事務所「スウィートパワー」との契約を終了し、独立した。岡田本人と同社が8月31日、同社の公式サイトで発表した。今後は本名の水上恒司(みずかみ・こうし)で活動する。

 岡田は2020年ごろから事務所のマネジメント方法に不信感を抱いたとされ、昨年4月に事務所との契約解除の仮処分を東京地裁に申請した。両者は同年8月に和解。当初の契約通り、23年3月いっぱいまで活動し、その後は契約更新しないことで合意したが、7か月前倒しで独立となった。

 8月31日に両者が発表したコメントには温度差がうかがえる。岡田のコメントには同社に感謝する直接的な表現がない一方で、同社のコメントでは「引き続き、岡田健史改め水上恒司への温かいご支援のほど――」と岡田に触れている。

「岡田さんのスウィートパワーに対する不信感は最後までぬぐえなかったようです」(テレビ局関係者)

 今回のトラブル前まで、岡田は同社にプッシュされ、順調にドラマや映画に出演し、主演もあった。だが、法廷バトル以降、露出は徐々に減少。今年はドラマと映画に1本ずつ出演しただけだ。

「ドラマや映画のプロデューサーたちも、岡田さんの仕事の窓口やギャラの扱いが分からず、オファーしづらかったんです。結果的に事実上の〝飼い殺し〟状態に。そういったこともあって、岡田さんは早く独立したかったそうです」(前同)
 
 事務所から飛び出した若手俳優の今後はいかに――。