23日に開幕するミュージカル「ピーター・パン」のゲネプロ取材が22日、東京・国際フォーラムで行われ、吉柳咲良(18)、小西遼生(40)、演出の森新太郎氏(46)らが登壇した。

 吉柳は2018年からピーター・パン役を務め、今年で卒業となる。4年ぶりに立つ東京国際フォーラムの舞台には、「1年目のときもここだったので懐かしい気持ちです。今年で最後というのを強く実感して、あらためて頑張ろうという気持ちになりました」と意気込みを語った。

 デビュー作でもあるピーター・パン役には特別な思い入れがある。「来年は違う人がこの場所に立って、空を飛んでるんだと思うとすごく嫌な気持ちです。何度かピーター・パンを嫌いになったこともあるし、何でこんな意味の分からない少年をやってるんだとか思うこともありましたけど…結局私はここがすごく好きなんだなと思います」と、卒業への複雑な思いを明かした。

「まだ卒業したくないな、まだまだ私飛べるのにな、と思う気持ちもありますが、『すごい良かった』と言ってもらえるように頑張ってきたつもり。これから先も心にとどめておきたい存在がピーター・パンです」と締めくくった。

 これを受けて、演出の森氏も「正直言うと来年もやればいいんじゃないかと思う。こんな素材を失うのがもったいないです。寂しいです、正直」と吉柳の卒業を惜しんだ。

「ピーター・パン」は7月23日から8月2日まで東京国際フォーラム、8月13日、14日に梅田芸術劇場で上演される。