佐世保競輪GⅢ「開設72周年記念」(九十九島賞争奪戦)は23日、開幕する。輪界最高位のS班からは5月当地「全プロ記念」SPR賞を制した守沢太志(37=秋田)と郡司浩平(31=神奈川)がエントリーしてシリーズを盛り上げる。初日メインの12R特選は〝金狼〟守沢に注目したい。

 S班戦士の守沢が西海の地に戻ってきた。「全プロ記念」は初日に続き、最終日のSPR賞では新山響平(28=青森)の番手回りを生かして勝利した。ファンの歓声に応えた雄姿は守沢にとっては2場所前と、まるで昨日のようだ。「佐世保3連勝を目指して頑張ります」

 失格を起因とする「あっ旋をしない処置」で早めの〝夏休み〟だった6月は「ひたすら練習した。体重は筋量で増えた。3キロぐらい」とパワーアップに努めてきた。

 1か月ぶりの実戦復帰だった前走玉野GⅡ「サマーナイトフェスティバル」は3、6、5着と優出を逃したが「感触は悪くなかった」と着以上の手応えをつかんでいた。激闘から中3日の転戦で大きな上積みは見込めないが、培った〝競輪力〟の貯金はまだ残っている。

 金髪がトレードマークの守沢が連係実績は抜群な同学年の新田祐大(36=福島)の仕掛けに乗って駆け抜け、V争いの前哨戦を制する。