ヒロイン暢子(黒島結菜)らの言動が視聴者の疑問や批判を呼ぶNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」で15日、暢子が前回12日の放送で行った「宣言」について、登場人物からツッコミが相次いだ。
12日放送回では、和彦(宮沢氷魚)との結婚披露宴で、振った相手の智(前田公輝)の意向も聞かずにスピーチさせ、揚げ句に沖縄料理店を出すと言い放った暢子。智への無神経さや、勤めるイタリア料理店でオーナー(原田美枝子)に独立を勧められたはいいが、まさかの郷土料理店を出すという考えに、ネット上では厳しい意見などが飛び交った。
15日の放送では、恩人である鶴見沖縄県人会の三郎(片岡鶴太郎)から「一体全体、どうして沖縄料理の店なんだよ?イタリアン、修行してきたのに」と暢子に疑問が投げかけられた。横浜・鶴見の仲間からも「何で東京で?沖縄の人がたくさんいる、この辺でやればいいのに」との声が。暢子は「沖縄を知らないお客さんにも喜んでもらえるお店にしたい」と説明し、納得してもらったが…。
勤務先の「フォンターナ」では、シェフの二ツ橋(高嶋政伸)から「この店で、オーナーのもとでイタリア料理を極めたいとは思わないんですか?」と〝追い打ち〟が。故郷の料理を大事にする気持ちを理解しつつも、二ツ橋は「ここまでイタリアンの修行を積んで、もったいないじゃないですか」。暢子が覚悟のほどを述べても、「オーナーの気持ちも考えてください」と終始険しい表情の二ツ橋。最後に暢子と目を合わせたが、空気は重いままだった。
結局、「なぜ沖縄料理店なのか」という、重鎮2人の問いに答えを示さなかった暢子。この日のツッコミ連発は、視聴者が当然感じるだろう疑問や批判をあらかじめ織り込んでおいた結果だと言える。とはいえ、SNSでは、暢子が質問を「スルーした」との受け止めも見られ、消化不良感も残した。












