大相撲秋場所(9月11日初日、東京・両国国技館)を前に、横綱照ノ富士(30=伊勢ヶ浜)が2場所ぶりの優勝へ意気込んでいる。25日は出稽古に来た幕内高安(32=田子ノ浦)らと計11番。ぶつかり稽古では高安に胸を出して泥だらけになるまでかわいがり「若い衆のときからよく稽古を一緒にしてきた仲なので。こっちも稽古しようという気持ちになりましたね」と充実の表情だった。
先の名古屋場所は11勝4敗でV逸。逆襲に燃える横綱には発奮材料がある。日大から同部屋に入門した石岡弥輝也(23)の存在だ。24日に新弟子検査を受け、秋場所でのデビューを控える石岡は鳥取城北高出身。照ノ富士にとっては〝直系〟の後輩にあたり「胸を出して強くさせていきたい」と成長を楽しみにしている。
横綱は近年、優勝後に同校を訪問してV報告を行うなど〝母校愛〟は人一倍強い。それだけに部屋関係者も「後輩が上がってくるまで、横綱本人もまだまだ張らないといけないと思ってるんじゃないか」と相乗効果に期待した。両ヒザに不安を抱える横綱だが、ここまで「順調に来ている」ときっぱり。賜杯を奪回して綱の威厳を示すつもりだ。












