【英ウェールズ・カーディフ3日(日本時間4日)発】WWEの英国決戦「WWEクラッシュ・アット・ザ・キャッスル」(プリンシパリティースタジアム)終了後に記者会見が行われ、ボクシングのWBC世界ヘビー級王者タイソン・フューリー(34=英国)が今後について注目発言を放った。
リングサイドで観戦していたフューリーは、メインのWWEユニバーサル王座戦に加わろうとしたオースティン・セオリーを右フック一発でKO。王者ローマン・レインズが防衛を果たすと、リングに上がり、王者と握手して祝福した。さらに敗れたドリュー・マッキンタイアをたたえて歌まで披露。希代のエンターテイナーぶりを発揮して、大会を大いに盛り上げた。
英スコットランド出身のマッキンタイア、WWE幹部のトリプルHと並んで会見に臨んだ〝ジプシーキング〟は、対戦が期待されるヘビー級世界3団体統一王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)について「ウシクはもう(年内にフューリーと)試合をしたくないと言い、次の世代に戦いたいと言っているので、俺は誰かを待つつもりはない。来週には試合を発表するつもりだ」と語った。
ウシク、フューリーともに対戦を熱望と報じられてきたが、フューリーによればウシクは年内のスーパーマッチ実現を望んでおらず、来年での対戦を希望。このため、自身は来週にも別の相手との次戦を発表する予定だという。
プロレス大会後の会見だけに駆け引きの可能性もあるものの、一方で自身は8月に引退を表明したはず。ところが、今後のWWEへの参戦を問われると「俺が現在、ヘビー級の世界王者であることを知っているだろう。これから数年間、たくさんの試合をしなければならない」と真顔で言い、あっさり引退を撤回。ボクシングの世界王者として防衛戦を続ける意思を示した。
ただ、WWEのリングに魅力は感じているようで「俺は本当に、本当にWWEに情熱を持っている。クラウン・ジュエル(サウジアラビア大会)や他のイベントでも何度か戦っている。絶対にないとは言えないさ。トリプルHはここにいる。俺も将来、必ずオープンでいたい」と将来的な再登場は否定しなかった。
これには会見に同席したトリプルHも思わずニヤリ。「フューリーがボクシングのリングの中での時間を終えたら、ドアはいつでも開いている。ぜひとも彼とビジネスを行いたいね。フューリーがレインズとにらみ合う時には、その大会のために、もっと大きなスタジアムを建設する必要があるだろうけど」と、ジプシーキングの再登場にラブコールを送った。












