立川競輪S級シリーズ(FⅠ)は10日に最終日を迎える。好メンバーによって争われる決勝は、小松崎大地(38=福島)の番手を務める佐藤友和(37=岩手)のさばきに注目したい。

 伏見俊昭(45=福島)との話し合いの末、福島勢の間に割って入る形で小松崎の番手を回ることになった。「今までだったら引いて3番手を固めていた。ただ思うところがあったので、これからは自分の持ち場をはっきり主張していこうと決めたんです。伏見さんも自分の気持ちを理解してくれて前を任せてくれた。責任重大だし、自分の役割をしっかり務めたい」と熱い思いを口にした。

 今回は〝折れた〟格好の伏見だが、もちろん納得して3番手を固める。「友和とは昔から何度も連係していて、GⅠを勝たせてもらったり、ここ(立川)のグランプリでも先行してもらった。数え切れないくらい世話になっているし、いつも頑張ってくれている。基本的に自分は〝同県の番手は譲らない〟スタイルだけど、友和と自分の関係性もあるし、友和の気持ちも聞いて、後ろを固めることにしました」

 気持ちを確かめ合って結束したことで、北日本ラインはより強力になった。「大地君は本当に良い選手だし、何も注文はない。あとは自分がチャンスをモノにできるかどうか」。前後充実の佐藤のVも十分だ。