ボートレース津のGⅠ「第66回東海地区選手権」は9日、予選最終日を迎える。3日目(8日)は8Rから安定板装着と水面も配当も荒れたが、池田浩二(42=愛知)はまくりと逃げで連勝し得点率首位を独走。一方で坪井康晴(43=静岡)、平本真之(36=愛知)の銘柄級は厳しい勝負駆けに追い込まれた。

 そして、意外な健闘を見せるベテランが得点率7位につける佐藤大介(45=愛知)だ。佐藤といえば、もう10年以上〝さばき屋〟のイメージが定着していたが、2日目後半11Rと3日目1Rはセンターから果敢にまくる若々しいレースを披露し、2、1着と好走。デビュー時から〝波乗りダイちゃん〟として名をはせ、荒れ水面を苦もなく乗りこなしていた。さては2日目からの強い向かい風で、かつての豪快なレースを思い出したということか。

「いや~、若いころは波が出ても怖くなかったんですけどね。今はさすがに怖い。昔ほどは乗れませんよ。ボクが2走続けてまくるなんてレアなことです(笑い)」

 ということは、水面が悪くても自力でレースをつくれる足があるということになる。

「このエンジンは間違いなくいいと思います。3日目もいい足していました。ただ、2日目前半みたいに少しズレると何もなくなるんですよね。気象条件に合わせてシビアに合わせる必要がありますね」

 調整が合うゾーンは狭いようだが、合えば主力陣に一泡吹かせてもおかしくないパワーを誇る。若き日の豪快戦を再現して予選突破をもくろむ。