ボートレース下関の一般戦は12日最終日、優勝戦が行われる。

 ここに異色の高学歴レーサーが出走する。地元・森永隆(山口=32)がその男で、国立・広島大学工学部出身で大学院にまで進んだという経歴を持つ。

 4日目9Rの準優勝戦では2号艇・長溝一生が1周1Mでイン井本昌也をジカまくりで沈めるのを見ると、すかさず二段まくり敢行で2着を奪取して優勝戦進出を決めた。高学歴!?ゆえの一瞬の判断の良さ、クレバーさが光った一戦だったとも言える。

 レース後は「自分の優出自体が久々なのでうれしい」と満面の笑顔。今節は大雪に見舞われるなど、寒波の影響で調整に悩まされた一節だったが、「気温が上がって準優戦の状態が一番良かった。もともと良かったターン回りに加えて、行き足が良くなって、足は全体に良くなっている」と仕上がりには胸を張る。

 大外6号艇での不利は否めないが、こうなれば渇望する地元下関での初Vへ突き進むだけだ!