漫画家で舞台プロデューサーの倉科遼氏(70)らが27日、都内で舞台「沙也可~国境を超えた愛」(28~31日、東京・渋谷区文化総合センター大和田伝承ホール)のゲネプロを行った。
 舞台は400年前、日本軍として朝鮮に出兵した後、朝鮮軍に加わり日本と戦った武将・沙也可の物語。

 作品を手掛ける倉科氏は「秀吉の朝鮮出兵時代に、朝鮮に出兵した日本軍が日本を離脱し、朝鮮人として日本と戦ったという事実がある」とし「この作品を書き上げてから10年以上たつ。いつかこれを舞台でやりたいとずっと思っていた。日韓の問題をクリアするにはこういうアプローチもあるんだという一つの答えを出していると思っている。在日の方にもぜひ見ていただきたい」とアピールした。

 また、沙也可を演じる俳優の渡辺翔(36)は「黒人差別とかが世界で話題となっていて、そういうキナ臭い世の中で、こういった国境を越えた人間のつながりとか愛というテーマが今の世の中に合っていると思う」と話した。